パテ

いよいよパテ詰めですーーー(≧∇≦)


いよいよ最後の仕上げか!

チャチャっと進めよう!

・・と思われがちですが、

実はここもすごく大切な工程。


先日組み立ての時に、

ステンドグラスの耐久年数の話をしましたが、

そこにパテ詰めも大きく関わってくる。


ポイントは2つ

・パテはマヨネーズ状に柔らかく

・鉛の縁を押さえてからパテ詰め

これくらいまでボイル油を混ぜて柔らかくします。


ハンダ付けの前に鉛線の縁を抑える工程を入れているので、

そのままパテ詰めに入ります。

隅から隅まで丁寧に入れ込み・・・

余分なパテをオガクズ(私は工房改修時に出たかんなクズを利用!)に含ませ、

表面のパテを大方きれいに拭き取ります。


そして、

同じ工程を反対側面も繰り返し。


反対側面はそこまで奥まで入れ込むことはありません。

せっかく詰めた逆側面のパテが押し出されてしまうから。


ちょうどいい具合に両側面から入れ込まれたパテは、

鉛線の中で融合して余分な隙間によるガタ付きを抑え、

強度を増してくれます。


パテの粘度や気温などによりますが、

1週間ほどで乾きます。


この乾き切る前、

パテが少し固まって切り口がきれいにカットできるようになった頃、

鉛線にそって少しはみ出したパテをカットするような要領で、

きれいにきれいにお掃除です!


隅、角、ガラスの表面まで・・・

これがなかなかお時間かかります〜( ̄▽ ̄)

力を加えすぎるとここまできて割れることもあるので、

地味に見えて難しくもあり・・・


興味津々な息子たちですが、

弟にお願いするのはちょっと怖くてー😂


職人気質の兄の出番!



自分の仕事場に子どもが帰ってきて、

時には仕事を手伝ってもらう・・・


そんな憧れがやっとやっと叶うなんて・・・(T . T)


いや、今までも時々自分の仕事に関わってもらうことはありましたが、

それ以外の子育て事案が多すぎて・・・^^;


それにやっぱり私の起源は、

建築の一部としてのステンドグラスを創りたい!・・やったから( ´▽`)


こんな機会を贈ってくれた友達達に改めて感謝です(๑>◡<๑)✨

あまつそら  ・・la vie en verre

京都の里山、大原で。   ガラスにまつわるものづくり。 人にまつわる場所づくり。 透明なものが好き、和が好き、水が好き、木が好き、陽が好き、心が好き・・・ あたりまえのようにそばにいて、 ある時ふっと元気をもらえるような・・・ 空気のように・・・“そら”のように・・・

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